子育て

子供は脳の構造上「我慢できない」と知ったら少し育児が楽になった

可愛くて仕方ない我が子。

望みはなんでも叶えてあげたい一方で、「ちょっと待ってね」と頻繁に言ってしまっている気がします。

あまり言いたくない言葉ですが、言わないと何も回らなかったり。

でも、言ってもあんまり意味はないんですけどね。


っていうか全然意味ないんですけどね!(笑うしかない)

2歳になったばかりの息子に、「待って」と言って待ってくれたことが果たして今まで何回あったかしら…。

「本当に君は我慢ができないな!待ってと!言っておろうが!!君が騒げば騒ぐほど所望のものが手にはいる時間が伸びるだけや!!」

という状況がしょっちゅうです。

ストレスっちゃストレスなんですが、「子供が我慢できないのは、脳の構造上致し方ない」ということを知ってから、ストレスが軽減したような気がします。

そう。

乳幼児は「我慢しない」「我慢できない」のではなく、「我慢することが不可能」なんです。

「待った」なし!怒涛のリクエスト

スーパー抱っこマン

今日も朝起きてコンマ0.5秒で抱っこのリクエスト。

私はすこぶる朝が弱く、起動するのが遥か昔のウィンドウズ並みに遅いです。

16時くらいから元気になってくると言っても過言では無い。

にも関わらず最新機種で動作サクサクな息子がハッピーフルハイテンションで朝から登場。

「抱っこ!!」

「抱っこちて。」

「ダァーッコォ〜」

「…抱っこ?」

言い方変えればいいってもんじゃ無いんですけどね…引き出し多いな息子よ…可愛いけど…。

一日に何回抱っこって言われているか分かりません。

愛する我が子、すぐにでも抱っこしてあげたいですが、私も生命体として存在している以上、

「ちょっと待ってトイレだけ」

「ちょっと待って着替えるから」

「ちょっと待って腰が限界」

と、いうケースも少なくありません。

でもまあ、待てない。

抱っこしてもらえるまであらゆる言い方と角度、抱きつき方で体にまとわりつき抱っこを所望するのが息子のスタイルです。

この己のことのみ120パーセント考えた行動、これ恋愛だったらヤバイやつや。

出先で「パトカー!」

抱っこの他には、出先で突然「パトカー!」と叫んだりします。

これは目の前にパトカーが走っていない場合は、「トミカのパトカーを鞄から出してください」を意味するわけですが、出先で思いついた車を叫び、そのトミカをパッとママが出すことを希望しているだけで、毎回パトカーとは限りません。

今日はパトカーかい!持ってきてないわ!という事態にも陥ります。

数十種類持っているトミカを全て持ち歩くのはツライ。
割と重いんですよアレ。

そもそもなんでそこまでせにゃならんのじゃ!業者か私は。

「今日は持ってきてないわ〜他の車で我慢して〜」

となるわけですが、それもダメな時は号泣ルートに入ります^^

まさに泣きたいのはこっちってやつです。

助けてドラえも〜〜〜ん!!四次元ポケット出してよ〜!!

もしくは「超スーパーママ」出してよ〜〜〜!

我慢の代名詞、お菓子!

これも曲者ですね。

「クッキー!!(なぜか知らないけどお菓子の類は全部クッキーと呼びます。)」と言われると、げ〜んなり。

もちろん楽しいおやつタイムの時はいいんですけど、明らかに今お菓子タイムじゃないよね!?と言う時にもリクエストされるわけで。

「もうすぐご飯だから我慢しようよ」
→号泣ルート

「一つだけにしようね。」
→号泣ルート

「もう終わりだよ。」
→号泣ルート

息子…あなたのためを思って言ってるのに…!!

ちょっと我慢してくれればいいだけなのに…!!

ほんの少しは、我慢してくれてもいいのに…!!!

ストレス溜まるぅぅうぅう〜〜〜〜ッ♡

なぜ我慢できないのか

どうしてこうなるのかと言うと、息子がスーパーワガママボーイだからってわけじゃないんです。

(日々こんな仕打ちを受けているのに、それでも尚息子を庇おうとするいたいけな母の愛!)

我慢というのは、成長と共に脳が発達して備わっていくスキルなんです。

そのことについて行われた、ある実験をご紹介します。

(やたらと実験の話が好きな私。ちなみに前回の実験の話はコチラ。)
▼育児中、何もかもウワァァァアってなった時の対処法3ステップ

マシュマロ実験

なんて可愛い名前の実験。
内容は下記の通りですのでサラッと目を通していただければ。

マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。

中略

机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよと言って部屋を出ていく。

中略

すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。

どう感じますか?

15分待ったらもう一つ貰えるのに、それでも尚、食べるんですよ子供という生き物は!!

これは4歳〜が対象になった実験なので、幼くなればなるほど、結果は然りですね。

我慢すればメリットがあると確実にわかっていて、なおかつそのメリットが!どのくらいの我慢で手にはいるか!提示されていても!

食べるんですよ!!!!

なんて おばかなんでしょう!!

食べなきゃ痩せるって分かってるのに夜中にポテチを貪る私と同じくらいおばか!!!

それだけ、我慢というものを司る脳内の部位が未発達ということなんです。

加えて、我慢はトレーニングが必要。

生まれて一年・二年そこらの彼らには、まだまだハードルが高いんですね。

これを知って、「なんで全然待ってくれないんだろう」と日々モヤる気持ちの落とし所を見つけた気がしました。

「だって脳が未発達だから!!」

出来るのにやらないのと、不可能なのは全く別物ですからね。

決して私の邪魔をしたいのではなく、我慢する機能がまだ備わっていないから、爆発しちゃうわけです。

悪いのは息子でも私でもなく、脳の構造だったんだー!

なるほどなぁ…。

それでもストレスになることには違いないですが、出来る限り、「なんで待ってくれないの!」って思うんじゃなくて、

「あぁもう!脳が発展途上!!目覚めよ!」

って叫ぶことにしたいと思います。

すっっっごいストレスが溜まったら、頭の中にあの先生を召喚して頑張ります。


「いい加減、目覚めなさい…。」
(でもリアルに育児が辛い時ってこんな顔で世話することありますけどね。いやこんな綺麗じゃないけど。)

トレーニングが必要です

脳の構造上我慢できないということはわかりましたが、もう一つ大切なのは、我慢するというスキルはトレーニングで身についていく。ということ。

マシュマロ実験では、こういうこともわかっています。

マシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されている(中略)ウォルター・ミシェルはこの実験から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来の大学進学適性試験(SAT)の点数にはるかに大きく影響すると結論した。

自制心の強さというのが、優秀さに結びつく、と。

そりゃそうですよね〜。

夜中にポテチ食べないとかね〜。

ヒルナンデス見ないで家事するとかね〜。

(話のレベルが低い。)

だからこそ、我慢できないのは仕方ない!我慢しなくていいよ!と諦めてはいけないようです。

泣かれても喚かれても叩かれても引っかかれても、これも息子の自制心を育てるため!と努力する必要があるんですね。

何も知らずに我慢しない息子と対峙するよりはいいけれど〜、対峙はしないといけないのか〜。


ですよね〜〜〜。そりゃ〜〜ね〜〜〜。

育児ですっかり二の腕が逞しくなった私ですが、それでもか弱い、じょ、せ、いっ。

ちょっと今から、忘れがちな息子の爪切ってきます。

せめて顔に、生傷付けられないように…。

ッシャー!

待ってろぅ、ぷにぷにマシュマロボーイ!!

カグラザカマミー

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