英語教育の方向性に悩んだら|子どもの英語力が伸びない・進め方に迷い方がある時の対処法
我が家の5歳と3歳は英語教育をしていて、5歳は日常会話を英語でこなせるようになりましたが、紆余曲折はありました。
子どもの英語教育と一口に言っても、続けているといろんな学習タイプや方向性があると感じています。
それを整理できると英語学習がすすめやすくなった実体験から、そのあたりのお話です。
英語教育には2種類ある?
子供に英語を教えるにあたって、2つのアプローチがあると感じています。
1.コミュニケーション重視タイプ
1つ目は、コミュニケーション重視型=英会話重視型の英語教育です。
主に母国語方式で英語をインプットさせたり、文法は間違えていても会話を楽しむことを重視します。
2.ロジカルシンキング重視タイプ
2つ目は、ロジカルシンキング重視型=地頭力重視型です。
英会話力だけでなく、地頭力も同時に育てながら成長を促していきます。
テキスト問題などもきちんと解くことが出来るし、「何のスポーツが好きですか?」に対して、「野球!」だけで終わらず、「野球が好きです。なぜなら〜〜〜。他には〜〜。」など、理由が自分なりに説明が出来るように鍛えていきます。これは、英検のWriting対策にもなります。
どちらを目指すべきか
それぞれの目標にむかって親子で二人三脚するのが幼少期の学習だと感じているので、幼少期の英語教育において、言うまでもなくどちらが正しいということは無いと思っています。
ただ、やみくもに学習をしている場合は、保護者が自分なりにどちらを重視するかを意識して学習をサポートしてあげると良いと感じています。
たとえば、自分の理想とする学習はコミュニケーション重視型なのに、「Apple!ではなくて This is an apple!!と答えて!」だったり、「”a apple”じゃなくて”an apple”でしょう」ということに、無意識に強く拘ってしまっている自分に気が付くかもしれません。
伸び悩みを感じたら
私が子どもとの英語学習を通して、伸び悩んだ際に役に立った考えは以下の通りです。
親の方針をしっかり決める
「英語ができるようになってほしい」と一口に言っても先程述べたようにアプローチの仕方が違います。
親子でどんな教育を進めていきたいのか、子供との相性を見ながら決めることをお勧めします。
私は息子に、「楽しく英会話に触れてくれればOK」と思っていたのに、ついつい息子が成長してくると正しい文法や、ロングセンテンスでの回答を求めるようになっていました。
オンライン英会話でも、「きちんと答えなさい」とイライラして耳元で囁いたり…。
もし正しいロングセンテンスを大切にしているなら、子供がそうできるよう学習をしなくてはならないのにも関わらず、私のアプローチは「楽しい英会話」のままで、実際には子供に「正しい英語」を求めてしまっていた失敗例です。
何のために英語を学ぶのか
どの方針で学習をするか考える際に大切なのが、なぜ子供に英語を学ばせるのか。
英検などの明確な目標がある場合は英検対策をしていくので迷子になりにくいかもしれませんが、「なんとなく英語ができるようになったらいいなー」という状態だと、迷子になりがちです。
何を隠そう、私がそうでした。笑
一度迷走して、「英語話者ともめちゃくちゃ楽しくコミュニケーションできる人になって欲しい!」と決めてからは、学習が軌道に乗りました。
我が家の場合
我が家は、典型的なコミュニケーション重視型です。受験の予定も、今の所は英検を受ける予定もありません。
ロジカル重視で英語を学習している子にはありえないかもしれませんが、
Why do you like “Pokémon”?
Because!!(好きだから!)
という会話をするタイプ。会話は成り立っている、というのはこういう意味です。笑
選ぶ英語教材も、子供が好きなジャンルのものばかり集める(今はポケモン)ので、ロジカルに会話ができなくても、そして覚える語彙がテストに使えなくても「大好きな話を気の合うポケモン友達(外国人)と出来る」ことで、親子ともども満足しています。
そう決めて、好きなものだけに突き進んだ英語教育は息子には合っていたようで、だんだんと算数や科学のような小さい興味の種についても、自ら英語で学習する範囲が増えてきました。
英語学習をしようとテキストを買ってみた頃よりも遥かに親子ともどもラクしていますが、遥かに語学力は上がっています。
でも英語は喋るってだけのワルガキなので、小学校受験などは絶対落ちるんじゃないかと!そもそもじっと座っていられないので!笑
方針にあったスクールを探す
子どもの英語学習の場は本当に増えましたが、それぞれの個性やウリは様々。
オンライン英会話を選ぶにしても、その見極めが必要です。
ここでは、それぞれの方針にあったスクールの紹介です。
コミュニケーション重視型におすすめ
りすぴこ
タブレット×AR×ぬいぐるみで英語学習ができる3歳からの子供英語教材です。1日10分からの学習で、着実に吸収できるので、子供が英語に抵抗を持たず、楽しく英語学習をスタートさせてあげたい方にぴったりです。
ノバキッド
タブレットに直接お絵かきをしたりゲームをしたり、先生と遊びながら英会話を身につけることができます。カリキュラムがステップバイステップで用意されているので、楽しみつつ英会話力も確実に伸ばしたい!という意欲の強い方にオススメです。
ロジカルシンキング重視型におすすめ
オンラインインターナショナルスクール(GSA)
最終的にはネイティブレベルの英語力を備えることを目標としているグローバルステップアカデミー(GSA)。たしかなカリキュラムと多彩なコースが用意されている、まさに本気で英語に取り組みたい人にオススメです。高い目標にむかって努力することが出来ますが、英語がまったくはじめての方にも用意されたコースがあるので、間口は広いです。マインクラフトを使ったゲーミング教育も盛んです。
お試しで5回レッスンができ、NATIONAL GEOGRAPHICのテキストももらう事ができます。
kimini英会話
学研が提供する子供向けオンライン英会話スクールです。
多彩なコースがありますが、英検コースが人気です。
英検対策など明確に目標がある方におすすめの英会話サービスと言えます。
Skypeのダウンロードは不要です。
ハッチリンクジュニア
キッズ専門のオンライン英会話のさきがけ的存在のハッチリンクジュニア。子供専門のノウハウがぎっしり詰まっています。
ハッチリンク自体にカリキュラムが用意されていますが、英語教育でよく使われる「Let’s GO!」シリーズなど、手元にあるテキストを使用したい時はリクエストに答えてもらうことができます。また、英検対策もOKです。
Skypeのダウンロードが必須です。
\テキストでばっちり学習したいなら/
ハッチリンクJrの無料体験
さいごに
子供と英語学習は、親子でつまずいたり悩んだり飽きたり(?)しながらも、辞めなければ絶対に効果が出てくるものだと感じます。
ただ、アプローチを間違えると子供は逃げていってしまうので、子供にあった学習方法を見極めながら、英語能力を育てたいなと思っています。
英語学習がうまくいかない時の記事が他にもあるので、ご参考になれば幸いです。