6歳から英語学習をスタートする!|未就学児や小学校低学年から英会話をはじめるには
英語教育は、年齢に応じたアプローチが必要だと実感しています。
今回は、6歳ごろからスタートする英語教育について。
もう母国語としての日本語が身についていて、英語をはっきりと外国語と認識する年齢です。英語に抵抗を持ったり、嫌がったりもするようになると思います。
そんな子どもたちへのアプローチのヒントになれば幸いです。
完全なゼロベースから始める場合は、3歳からの英語学習記事も使えると思いますので参考にしてください。
6歳からの英語学習に必要なこと
早期教育の英語学習と考えると、6歳ごろからでは遅い?
英語への抵抗感などに気をつける必要が出てくると思いますが、むしろ成長した6歳ごろのほうが学びがスムーズに進む事も多々あります。
例えば、レッスンを座って聴くことができる、(練習すれば)本を自分で読めるようになるなど、メリットも多くあります。
6歳は、全く遅くないです。
フォニックスをマスターする
日本人が小学一年生で「あいうえお」を練習するように、イギリスでは小学一年生での読み書きスタートはフォニックスから始まります。フォニックスとは、ABCをエービーシーと読まずに、実際の発音に従った音で読む方法です。
日本家庭において、本の多読が語彙力を伸ばす有力な方法ですが、フォニックスを身に付けると、ゆくゆくは一人で本が読めるようになります。
フォニックスを完全に理解してからの息子の読解力の上がり方には驚かされましたし、また、会話(耳)で覚えた綴りを知らない単語も、100%ではないもののかなり近いスペルでWritingできるようになりました。
フォニックスを推す理由
Hello, how are you? I’m fine! といった基礎英会話だけを繰り返す授業より、地道に思われてもフォニックスを身につける方が良いと思います。
英語も日本語も、語彙力UPと多くの表現の吸収には、読書が欠かせません。読書は思考力や想像力も養われます。読書無しに子供の語学の成長は無いといっても過言ではない。
わかりやすく日本語での話をすると、文章を読む時に「わーたーしー、、、の!!おーー・・・か、あ・・さー、ん・・・じ、違う、えっとー、が!」の段階である場合、子供はひとつひとつ文字を読んでいるだけで「私のお母さんが」という絵面が頭の中にはまだ浮かんでいません。
本を読むということは文字を追って頭の中に映像を作っていくということ。そのため、「私のお母さんがニコニコ笑っています、夕飯が出前だからです。」という文章を読んだとしても、ひとつひとつの文字を読んでいるだけの段階ではまだ「夕飯作りから解放された母親が喜んでいる」情景が浮かばないわけです。
これでは、文字を読んではいるけれども読書にはなっていません。
けれど、文字列が情報として頭の中に入っていれば助詞で補足しながら文章を瞬時にスキャンして情景を描くことができます。
読み方を知り、意味を知り、たくさん内容に触れることで身につくこの能力。低学年のうちに「文字を読む」ことから「情景を描く」レベルにどこまで上がれるかで、その後の読書量、読める本の難易度、ひいては学力にもつながってくる。
6歳前後は、この能力を高めていくのにうってつけの時期。
そういう意味で、「フォニックスはマスト」と強く感じています。
フォニックスマスター法
A〜Zの26パターンの読み方を覚えればそれで良いというわけではなく、段階を経て覚えることはたくさんあります。ダイグラフだったり、magic Eだったり、イレギュラーな単語だったりも覚える必要があります。その分、フォニックスをマスターすればあらゆる単語が読めるようになってくるわけです。
今ではフォニックスも無料教材(Youtube含め)がたくさんあるので、無料のおうち英語だけでマスターすることも出来るとは思います。
ですが、フォニックスそのものと子供への教え方を、保護者が完全に理解して落とし込むのは、なかなか高難易度です。
我が家はネイティブの先生によるレッスンでマスターしました。
グローバルステップアカデミー
GSA(グローバルステップアカデミー)はオンラインのインターナショナルスクールです。
「フォニックスブートキャンプ(Phonics BOOTCAMP)」というコースがあります。
こちらのレッスンが優れているのは、段階を追ってフォニックスを身につけられるように完璧に体系化されているところ。
お子さんが、フォニックスを0から習う場合はレッスン1からスタートすることになりますが、週に1度25分を1年続けるとフォニックスをマスターできるように作られています。(もちろんレッスンの頻度を増やせばもっと早く終わります。)
1年もかかるの?と思うかもしれませんが、子供に日本語の絵本(または本)を今渡して、スラスラスラ〜〜っと読めるか確認してみてください。また、そうなるまでに、どのくらいかかったかな?ということも。
でも、結果は1年後に出るというより、日々日々少しずつ成長を感じられるのでその点はご安心を。
もっとも親の負担がなく、安心してフォニックス学習を外注するなら、GSAのフォニックスブートキャンプを勧めます。
初月無料で5回体験レッスンを受けることが可能で、レッスンはZOOMです。
GSAは、毎日無料で絵本の読み聞かせや歌のライブ、その他イベントなどの配信もしているので楽しいですよ〜。
料金(月額) | 週1:10,780円 週2:17,300円 週3:24,500円 週4:30,700円 週5:36,000円 |
サービス | 無料図書サービス使い放題 ライブストリーミング見放題 |
レッスン時間 | 25分 |
兄弟プラン | なし |
キャンセル費 | 24時間前まで |
無料体験 | 2週間(最大8レッスン) |
クーポン | XT3U-732U-EQE7 (レッスン1回増加) |
マンツーマン (複数選択可) | 日本人スタッフとコース選択の相談できます ELA(初級・中級) エンジニアコース マインクラフトコース 算数コース(初級・中級) プログラミングコース ストーリータイムコース スピーキングコース ブートキャンプ(短期集中コース) -フォニックス -リスニング&スピーキング -ライティング |
グループ (複数選択可) | 英検対策コース マイクラコース(初級/ゲーム操作は先生) STEAMコース その他、企画多数有り |
フォニックスマスターするなら
「理論的にはそうかもしれないけれど、もう6歳だから外国人とのやりとりや、英語そのものに抵抗があるの!!そんなにうまいこと学習が進んだら苦労しないよ!!」という方には下記のアプローチはいかがでしょう?
英語に抵抗がある子には
赤ちゃんの頃から英語学習をしている子は母国語方式と言われる方法で英語を学んでいくことも可能ですが、6歳ごろになると明確に日本語が母国語になっているので、オールイングリッシュの母国語方式に抵抗を持つようなら、日本語とリンクさせていく従来の学習方法でも良いと思います。
今は、ゲームを用いた英語学習方法もあります!大丈夫!きっと合う方法が見つかります。
タイピングクラブ
※アプリではなくWEBサイトです
タイピングを学ぶサイトですが、英語に触れることができます。
とっても可愛くて子どもにわかりやすいサイトなのに、無料で遊ぶことができます。
こんなところから英語への抵抗感を減らしていくのも良いかもしれません。
簡単な単語は知っていたり、もう少しお兄ちゃん・お姉ちゃんだからレベルを上げたいよーという方には、タイピングクラブ本体の方だと対象年齢が上がった問題が遊べます。
マグナとふしぎの少女
オンライン英会話のマグナパーティから出している英語アプリ。
英語学習というより完全にRPGゲームとして与えてあげてみてください。
ストーリーあり、冒険要素あり、バトル要素ありで間違いなく楽しんでくれるアプリです。
戦うのにスペルを唱える必要があり、それが英語になっています。AI認識でコンピューター相手なので恥ずかしがることもありません。それでいて、AI認識のクオリティはとても良いのできちんと練習になります。
英語をこれから学習する小学生向けの設計になっているので、メニューなどは日本語表記。何が書いてあるかわからないということもなく、子ども1人で進めることができます。
しかも完全無料です!
ノバキッド
とはいえ、どこかで外国人の方とコミュニケーションする機会も持ちたいものです。英語に抵抗があるお子様にお勧めなオンライン英会話は、ゲームで遊べるノバキッド。
勉強が好きではない、25分座っているのは難しい、というお子様にも、ノバキッドがお勧めです。
インタラクティブなゲームで最後まで楽しくレッスンを受けられます。
我が家の息子は座っているのが苦手なタイプだったので他のオンライン英会話はよく脱走していましたが、ノバキッドの授業を脱走することはありませんでした。
料金(月額) | スタンダードコース(週1) ¥7,800- ネイティブコース(週1) ¥13,160- ※月払いの場合。3ヶ月・半年・1年払い有り(まとめて払うほど割引)/週のレッスン回数は増やせます |
サービス | Novakid magic academy会員権(ゲーム) |
レッスン時間 | 25分 |
兄弟プラン | なし |
キャンセル費 | 8時間前まで |
無料体験 | 1回 |
とにかく楽しい英会話なら
やっぱり多読は欠かせない
子供のうちから英語をやることのメリットとして強く実感していることは、語学力と欲する文章の難易度が一致しているという点。
大人になってからノンタンを30回読むのと、幼児がノンタンを30回読むのとでは本人にとっての刺激が大違い。
子供は、簡単な文章でも、興味を持って楽しんで何度も何度も何度も読めるところが、本当に素晴らしい!
そういう意味でも、小学校低学年のうちから出来るだけ英語の絵本に触れることをおすすめします。今からはじめれば、欲する文章の難易度に合わせて段階的に調整しつつ本を読むことができます。
A is for apple. の世界だった息子もだんだん読める本のレベルが上がり(フォニックスのお陰!)最近は息子と「蜂の図鑑」を読んだのですが、「おしべ」「花粉」「受粉」「駆除」などなど、大人も知らない英単語をみるみる覚えます。
くどいですが、6歳からの、物心がしっかりついた子供への英語学習は、私だったら、下記2点を特に意識して!!とお伝えしたいです。
- フォニックスをマスターする
- 興味と英語を親が必死でコネクトする
0歳から母国語方式で英語をインプットすることも素晴らしいですが、小学校入学前・小学校低学年からはじめても、効果的な方法でアプローチすれば、なんら問題なくどんどんと吸収してくれるはずです!