オンライン英会話と教室英会話、子どもにはどっちがいい?【徹底比較】
コロナ禍で急激に増えたオンライン英会話。感染症対策や、送り迎えがないことなど、子持ち家庭にとってはメリットも多いです。
直接会わなくても子どもの集中力は持つの?英語力は向上する?など、気になる点もいろいろ。今回は、子どもにとって双方のメリット・デメリット合わせて徹底比較します。
オンライン子ども英会話と、子ども英会話教室の比較
オンライン英会話 | 英会話教室 | |
---|---|---|
価格 | 月額8000円〜1万円程度が相場 (マンツーマン) | 月額2万5千円〜3万円程度が相場 (マンツーマン・週1の場合) |
講師の国籍 | フィリピン人講師が多い (ネイティブ講師を売りにするサービスも有) | ネイティブ講師が多い |
講師の選択可否 | レッスンごとに自由予約制が多い | 担任制度採用が多い |
レッスン体制 | マンツーマンが多い | マンツーマンまたはグループレッスン |
1レッスンの時間 | 25分程度が多い | 40分〜50分程度が多い |
スケジュール調整 | 振替やキャンセルに自由度が高い | 振替制度を利用 |
レッスン時間帯 | スキマ時間にできる (24時間OKのサービスも有り) | 〜23時ごろまで |
教材 | オリジナル教材、市販の教材 (現地のインター校と同様の教材を使用するサービスも) | スクールオリジナル教材採用が多い |
送迎 | 不要 | 必要 |
事前準備 | ネット環境 現在はスマホ1つあればマイクやカメラは不要です | 特になし |
オンライン子ども英会話のメリット
子育て中の家庭にとって、オンライン英会話のメリットは多いです。
- 価格が安い
- 送迎がない
- 兄弟の習い事を組みやすい
- 発話の機会が多い
- 時間・場所を問わずレッスンが受けられる
- 様々な講師のレッスンが受講できる
価格が安い
教室型の英会話に比べて、オンライン英会話はなんといってもコスパが良いです。
通常教室型であれば月額2万円(または3万円程するところも)で週一回(50分)のところ、オンライン英会話にすると8000円程度で同等のインプットを得ることができます。
また、例えば24時間話し放題のネイティブキャンプを利用すれば、月額6,480円で文字通り24時間365日レッスン受け放題のサービスもあるので、コスパを考えるとオンライン英会話は圧倒的にメリットが大きいです。
送迎がない
幼稚園や保育園の送迎、大変ですよね…。「送迎」の予定があるだけで保護者が予定を立てにくいことも少なく有りません。また、まだ1人で習い事に通えない年齢のお子さんを持つ共働きの家庭にとっては、平日の夕方に習い事を入れるのは難しいことも多いです。
オンライン英会話であれば、自宅からすぐに接続することができるので送迎不要。平日にも習い事を入れることができます。
保護者の目の届くところでレッスン風景を見守れるのも嬉しいポイントです。
兄弟の習い事を組みやすい
送迎同様に難しいのが、兄弟がいる場合の習い事の組み方!
どちらにも送迎が必要な場合、やはりスケジュール調整に難航します。
オンライン英会話なら、自宅から、または兄弟の習い事先や、送りながらの車の中でさえレッスン場所にすることが可能です。
発話の機会が多い
オンライン英会話はほとんどのレッスンが「マンツーマン形式」です。
教室型に比べて子どもに巡ってくるターンが多く、発話の機会が自然と多くなります。インプットを多くしているけれど、なかなかアウトプットにつながってこないと悩んでいるご家庭は、一度オンライン英会話も試してみる価値アリです。
時間・場所を問わずレッスンが受けられる
最近のオンライン英会話はスカイプなどの準備も不要で、スマホ一つあれば成立するところも増えています。
事前予約制で曜日固定のオンライン英会話も有りますが、予約不要でいつでもレッスン可能なオンライン英会話もあるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
様々な講師のレッスンが受講できる
教室型の英会話は多くが担任制を採用しています。
もちろん担任制度もメリットは多く有りますが、英会話を生きた「コミュニケーション手段」と捉えたとき、多くの先生と話す機会を持つことは大切です。
オンライン英会話にも担任制度を採用しているところはありますが、多くはレッスンのたびに講師が変わります。国籍も異なりイントネーションも異なる講師との出会いは、子どもの「英語を使ったコミュニケーション能力」を高めてくれます。
我が家でもオンライン英会話は毎日取り入れていますが、あえてネイティブにこだわらずに多くの国籍・年齢の講師との会話機会を持つように心がけています。相手の国の郷土料理や観光名所を教えてもらったりと、英語を学習ととらえずに、「英語を使ったコミュニケーションでその先のものを学ぶ」ことができています。
オンライン子ども英会話のデメリット
- 音質やラグによって生の会話と異なる
- 画面外が先生に見えない
- 宿題や学習の強制力が弱い
音質やラグによって生の会話と異なる
Wi-Fi環境が万全なら問題ないのですが、我が家は光を引いているにもかかわらず、時々ラグが生じることがあります。大した問題ではないのですが、レッスン中にラグが生じたり、または向こうの問題で回線が落ちてしまったことも何度かあります。
息子が大きな声で回答していても先生に聞こえていない、という場面も。
もう小学2年生の息子は「ラグいねー」と慣れていますが、まだお子さんが幼児さんで小さいうちは回線異常などを理解できずに、先生はどうして答えてくれないの?と混乱するシチュエーションもあるかもしれません。
画面外が先生に見えない
大人のオンライン英会話であれば生じないデメリットではありますが、多くの子どもは、「よく動きます」。笑
そのため、先生に「ボールを持っている?」と聞かれると急いで取りに走っていく、というようなことも。先生からはそれが見えていないので、『ボールを取りに行った』のか、『子ども特有の”脱走”をした』のかが分かりません。
お子さんが小さいうちは、保護者も基本的にはレッスンを見守り、必要そうならサポートしてあげると良いと思います。
宿題や学習の強制力が弱い
グループレッスンの教室型英会話であれば、自分だけが宿題を提出しない気まずさを味わう機会がありますが、基本がマンツーマン形式のオンライン英会話の場合は、宿題や予習復習に対する強制力が弱い印象があります。
基本的にオンライン英会話の先生は優しい方がほとんどなので、宿題をやらなかったからといって何か叱られるようなことも有りません。
こちらも、保護者が管理する必要が生じます。
とはいえ、我が家の場合は母親(私)が大層ズボラなので宿題の管理はあまりできていません!その代わりA型の息子が自分で焦ってレッスン前に宿題をこなしていることも少なくないので、親が完璧に管理をする必要があるかというと、子の性格によるところも大きいと思います。我が家の場合は”お母さんに頼っても助けにならない…!!”と、「反面教師」にされています。笑
我が家がオンライン子ども英会話を選んだ理由
小学2年生になる息子がオンライン子ども英会話を本格的に始めたのは3歳ごろだったと記憶しています。オンラインを選んだ一番大きな理由は、やはり送迎がないから。下の娘がまだ赤ちゃんだったため、抱えて習い事に通うのはハードルが高いけれど、とはいえ何かやらせてあげたいという気持ちが強かったからです。
教室型の英会話体験もいくつか巡ったのですが、「生のレッスン」の良さももちろん感じながらも、オンラインのメリットがそれを上回ったことと、オンライン子ども英会話の先生たちのスキルの高さで、「画面越し」であるデメリットを全く感じさせなかったことが大きいです。
今お教室型に通っていて、英会話が上達しないと悩んでいるご家庭にも、オンライン英会話はおすすめです。全てのオンライン子ども英会話に「無料体験」がついているため、それだけでも発話の機会が多く取れますし、オンライン子ども英会話がどういうものか試してみる価値はあると思います。
保護者のホンネ
実際に、オンライン子ども英会話を続けていると、学校でインフルエンザが流行っていようとも、コロナウイルスの脅威があろうとも、家庭でレッスンを受けられるのは子持ち家庭にとってはかなり有り難い!!!!
小学一年生にもなれば、自分でタブレットを立ち上げてレッスンを開始することも容易にできちゃいます。
- 送迎なし!
- 準備なし!
- それに伴う母親のお化粧直しや着替えも必要なし!!
- 下の子のオムツ替えやお着替え準備も必要なし!!!
すっっっごく楽です……。我が家の場合は教室型英会話に戻すことは今後ないと思います。
おすすめオンライン英会話サービス
オンライン英会話サービスを検討中の方はご参考になさってください。